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寝違え

寝違え

寝違えは、首や肩の筋肉が長時間不自然な姿勢で過度に伸びたり、緊張した結果、痛みや動きの制限を引き起こす状態です。多くの場合、睡眠中に首が悪い角度で固定されることが原因で、朝起きたときに突然首が動かしにくくなり、痛みを感じることが特徴です。また、長時間にわたって首や肩の筋肉が伸張されたり圧迫されたりすることで、筋肉が炎症を起こし、痛みと可動域の制限が生じます。特に、筋肉や筋膜の緊張が首の関節に過度な負担をかけ、関節や周辺組織の機能を低下させることが多いです。
日常の疲労や姿勢の悪さが補助的な要因となり、寝違えの症状を引き起こすこともあります。特に、デスクワークや同じ姿勢を長時間維持することで、首や肩の筋肉に日頃から過度の負荷がかかっていると、寝違えが発生しやすくなります。

解剖図

原因

  • 不自然な寝姿勢: 睡眠中に首が不自然な角度で固定されると、筋肉が過度に伸びたり緊張することで寝違えが起こります。枕が合わない場合や、寝返りが少ない場合にも発生しやすいです。
  • 筋肉の疲労や緊張: 日中のストレスや長時間の同じ姿勢、デスクワークなどによる疲労が首や肩に蓄積すると、寝違えが起こりやすくなります。
  • 冷え:寒い部屋やエアコンの風が直接首に当たると、筋肉が冷えて硬直しやすくなり、寝違えの発生リスクが高まります。

症状

  • 首の痛み:特に首を動かそうとすると痛みが強くなる。
  • 動きの制限:首を回したり、傾けたりするのが困難になる。
  • 肩や背中の痛み:痛みが首から肩、背中にかけて広がることがある。

 

症例: 20代女性 保育士の寝違え

問診

保育園に勤務しており、日々の抱っこや細かい作業を続ける中で疲労感を感じながら就寝しました。翌朝、首が動かしづらく、首から背中にかけて痛みが広がり、日常生活にも支障をきたすようになり来院されました。特に左方向への首の回旋や側屈が困難で、首を動かすたびに強い痛みと可動域の制限があり、非常に辛い状態です。

身体評価

  • 上肢への痺れテスト:スパーリングテストを実施した結果、痺れは確認されず、ヘルニアとの鑑別はなし。
  • 筋力テスト:左右の握力に差はなく、神経症状も確認されませんでした。
  • 圧痛の確認:首の右側から僧帽筋にかけて圧痛が認められました。
  • 首の可動域の確認:自動運動および他動運動ともに全体的な可動域の低下を確認。特に左回旋と左側 屈で強い痛みがあり、可動域が大幅に制限されています。
身体評価:圧痛の確認
身体評価:首の可動域の確認

状態の説明

主な原因は、睡眠中に頭や首の位置が不自然な角度で固定され、長時間筋肉が過度に伸張されたことです。これにより筋肉に緊張と負荷がかかり、翌朝には痛みと可動域の制限が生じました。さらに、日中の疲労や姿勢不良によっても筋肉が過度に緊張していたため、症状が悪化したと考えられます。

施術例

1. 手技療法

  • 手技
    胸鎖乳突筋、後頭下筋群、僧帽筋、広背筋、鎖骨下筋に対してマッサージを行い、筋肉の緊張を緩和します。
  • 関節可動域訓練
    頚椎、胸椎、胸鎖関節のモビライゼーション(関節可動域の改善)を行い、可動域を広げ、痛みの軽減を図ります。
手技療法

2. エクササイズ

  • 腹式呼吸
    深い呼吸を行い、副交感神経の働きを高め、首周囲の筋緊張を緩めます。
  • Roll Down
    背骨の柔軟性を高め、体幹の安定性を強化するエクササイズです。これにより、首や背中への負担を軽減します。
  • 首の可動域訓練
    痛みが出ない範囲で、首の左右回旋や側屈をゆっくり行い、可動域を徐々に回復させます。
エクササイズ:Roll Down

3. 物理療法

  • 温熱療法
    ホットパックを使用して血流を促進し、筋肉の緊張を緩和するために、首や肩に温熱療法を施します。
  • 電気療法
    低周波治療を用いて筋肉の緊張をほぐし、痛みの軽減を図ります。
物理療法:温熱・電気療法

今後の治療方針

  • 通院頻度
    痛みが強い場合は、毎日通院を推奨。痛みが軽減してきたら、週2回から1回に減らしていきます。
  • 施術メニュー
    エクササイズ、手技、物理療法を組み合わせ、症状に応じて調整します。
  • 自宅でのケア
    自宅ではストレッチポールや筋膜リリースを取り入れ、体幹の安定性を高めるエクササイズを指導します。
  • フォローアップ
    定期的に再評価を行い、症状の改善状況に応じて治療プランを調整します。

お客様の声

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おおさと接骨院では、寝違えの症状や原因に対してお一人お一人に合わせた施術を提供し、患者様の症状の改善を目指します。
痛みや不調でお困りの方は、ぜひ当院にご相談ください。

参考文献

1.Simons, D. G., Travell, J. G., & Simons, L. S. (1999). Myofascial pain and dysfunction: The trigger point manual (Vol. 1). Lippincott Williams & Wilkins.
2.Chiu, T. T., & Lo, S. K. (2003). Evaluation of cervical range of motion and isometric neck muscle strength: reliability and validity. Clinical Rehabilitation, 17(8), 849-857.

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なかなか痛みが取れずに悩んでいる方をサポートします!どこに行っても良くならない痛みの原因を見つけ、根本から改善へ導きます。 大里洋志(おおさとひろし)

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